Tシャツ作りを進めてたらブランドになってた件

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こんにちは、MOSです。

春頃から自前でTシャツのプリントを始めていましたが、あれからかなり進化したので、はてなでもご報告させて頂きます。

 最初はアイロンプリントだった

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まず最初はステッカーと同じ要領で作れるアイロンプリント方式でした。

 

最初はこんなに本格化するなんて思って無かったですし、今までのノウハウの積み重ねから、比較的高精度に作れたので完全習得まで早かったです。

 

多色刷りも出来るようになって、技術的には数ヶ月でマスターすることが出来ました。

ここまでは結構順調でした。

夏にシルクスクリーンに移行

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しかしアイロンプリントだと1mm以下の線を出すことが出来ません。仕組みとしては切り絵と同じなので、写真をプリントするようなことも適さないです。

 

ロゴTシャツだけなら十分ですが、ここから更にクオリティを上げていくならどうするか、と考えた結果、思い切って途中で制作方法を変えることにしました。

 

現在のシルクスクリーンは写真やイラストの印刷も出来る、より本格的な工法に移行です。こちらはインクを使って刷るタイプで、市販のTシャツに近い雰囲気が味わえます。

ここから苦行がスタート

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しかしシルクスクリーンで制作する設備は全く持っていなかったので、まずはスクリーンを焼き付けるための露光機から作る必要が有りました。業務用を買おうか迷ったのですが、工場に置くサイズなので自宅に設置するにはあまりでかすぎて断念。

 

ホムセン木材を加工してDIYで製作です。

 

焼き付けには熱では無く紫外線を使用します。僕は家庭用のブラックライトを並べて一定の紫外線を放出する設備を作りました。

 

このブラックライトも、当初は20Wで作りましたが、後に出力が足らないと気づき大型化、現在は120Wで使っています。

 

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そしてスクリーンも着々と出来上がっていきます。このスクリーン作りだけで技術を習得するのに一ヶ月くらいかかりました・・・。

 

ここまで出来ても、まだ肝心の印刷工程に全く入れてません。

印刷も苦行だった

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印刷には専用の印刷台を、これまたホームセンターの木材で作りました。こういう時、軽トラは木材をしこたまぶちこむことが出来るので便利ですね。

 

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出来上がったスクリーンにインクを流し込んでやればプリントTシャツの出来上がり!

 

ただ、手作業でインクをすり込むので最初は印字が薄かったり、インクがムラになったり、こちらもかなり苦労させられました。流体のインクを使うシルクスクリーンはアイロンプリントより均一な印刷結果を得るのが難しかったです。

 

始めて印刷に入った日は予備のTシャツを10枚くらい用意して望んだのですが、結局1枚も成功しませんでしたね…。

 

使ってるTシャツは安く買えるプリントスター製が多いです。

 

問屋街とか、楽天系のショップで1枚数百円から購入することが出来るので、大量に買うときには便利です。人に贈る場合はGILDANを良く使います。

 

海外ではGILDANがトップブランドですが、日本人の体型は白人や黒人より華奢なことがほとんどなので、ユナイテッドアスレやプリントスターといった日本人向けの型紙で作っているメーカーのTシャツの方がフィットすると思います。

漫画家さんとコラボを始めた

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今まではフルカラーの原画メインだったのでイラストレーターさんとのお付き合いが多かったのですが、Tシャツはモノクロ印刷メインです。そのため最近は漫画家さんとのコラボが多くなりました。

 

でも漫画家さんは連絡先を公開していないことが多いので、アポイントメントを取るのが以前より大変という悩みが有ります…。

タグも作ってみた

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しっかり販売していくなら、自分のブランドのタグが有った方が良いよね?ということで、UnderPowerMotorsブランドのタグも新たに作りました。

 

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Tシャツと違ってタグを作ってくれるサービスは中々無いので、今の業者さんにはかなり感謝してます。

 

とりあえず初回ロット500枚作ったので、しばらくは大丈夫でしょう。

徐々に売れ出してる件

そんな感じでクッソ苦労して作ったTシャツですが、実はぼちぼち売れ始めています。

 

まだ一部サイトで限定的に販売するだけですが、1年後には結構な売上になっているかもしれません。

 

最終的にはブランドとして一定の売上が立つ様になって、ブログ収益と同じくらいになってくれると嬉しい。

まずはブランドとしてちゃんと成立させるのが目標ですね、

YouTubeのチャンネル登録者が増えた

Tシャツ作りを始めた段階で、制作作業はYouTubeに公開することにしていました。

 

というのもコンテンツ配信のプラットフォームとして、年々ブログというフォーマットが弱くなり、YouTubeの様な動画サイトが強くなっているからです。正確に言うと動画サイト側が追いついてきている感じです。

 

YouTube動画は検索でも上位表示されますし、コンテンツの拡散も検索エンジンベースのブログより数段早いです。視覚的なインパクトがテキストより強いのでファンを増やしやすい傾向が有ります。

 

今後コンテンツを公開するなら、動画にも真剣に注力するべきかな、と考えていた僕はテストとしてYouTubeの動画数を増やしてみることにしました。

 

正直、動画は全く注力していなかったので、春の時点で400人ほどの超小規模なチャンネルでした…。

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が、このジャンルの動画を増やしたところ、チャンネル登録者は順調に増えて、現在1500人ほどに増加しています。特にシルクスクリーン関係の動画を投稿してからチャンネル登録者数が上向くようになりました。

 

ただまだまだ集客数としては少ないので、当面はチャンネル登録1万人を目標に頑張っています。最終的には10万人は超えたい所存。

これからもジャンジャン新作作るよ!

というわけで現在も新作のスクリーン制作に励んでいます。

 

悩ましいのは、現在のペースだと月1本の新作が限界なことです。完成品のスクリーンが出来るまで、何度もリテイクしているのでどうしても時間が掛かってしまいます。

 

YouTubeからは週2本が推奨されていますが、今はそのペースに対応するのは到底無理です。仕事辞めればあるいは?

 

…とりあえず近況はこんな感じです!

最新のTシャツはYouTubeで真っ先に公開しますので、よろしくお願いします。

www.youtube.com

https://www.youtube.com/c/UnderPowerMotors