アクティ初めての車検とプチカスタム
2年前トランポとして購入したアクティが初めての車検になりました。
夏前は乗り換えよっかなぁ、と思っていましたが、ここに来て色々と使い道が出てきたので今回は車検を通すことに。今まではどちらかというとノーマルでそのまま乗る方向でしたが、最初の車検を機に色々いじってみることにしました。
走っても楽しい仕様を目指す
軽トラックは商用車タイヤを履いているので基本的にハイグリップとは無縁です。タイヤが安いのは嬉しいのですが、コーナーではタイヤの剛性感はあんまり無く、正直走らせても楽しい感じは有りません。
折角のミッドシップなのでこれ単独でももうちょっと走らせて楽しい仕様をめざすことにしました。
乗用車タイヤへの乗り換え
まず、アクティは12インチタイヤを純正装備していますが、残念ながらこのサイズでハイグリップタイヤというのは有りません。そこで一般的な軽自動車用の13インチに交換することでグリップを上げてやることにしました。
ホイールは軽トラなので渋い黒のテッチン。アルミホイールは不要です。
ホンダの軽自動車の純正ホイールを流用すればマッチングの不安も有りません。ここではバモスのホイールを流用しました。 汚れが酷かったので洗浄してコンパウンドで磨きましたが、艶々にはならず。とりあえず不満は有りませんが、万全を期するなら再塗装するのも手です。
1インチアップなので、以前のホイールと比較してもそんなに違いは有りません。ちょっとタイヤの扁平率が変わった気もしますが、知らない人が見たら全くわからないと思います。
銘柄はダンロップ DZ101
13インチにインチアップしてやるとタイヤの選択肢は俄然広がります。ダンロップやヨコハマも有りますし、アジアンタイヤからも選べます。しかも13インチは4本で2~3万円とクソ安いので、国産から選んでも負担は少ないです。
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今回はダンロップのDZ101にしました。ヨコハマのネオバに比べるとスポーツコンフォートと呼べるくらいのグリップ力ですが、今までのタイヤよりは数段高いドライグリップが期待できます。過度に上げると横転の危険も有るのでほどほどでね?
それにしてもホイール代込みで3万円以下に収まるなんて安い…19インチだったらタイヤ代も出ないレベルです。
コーナーリングの安定感はかなり上がった
ハイグリップに換えても乗り出しはかえって柔らかくなったように感じます。 12インチの商用車タイヤに比べると普段の走りはむしろクッション性が良くなった様に穏やかです。というか純正タイヤが固くてむちゃくちゃ揺れるだけなんですが…。
他方でコーナーリングではしっかりふんばるのでロールが抑えられた様な安定感が得られる様になりました。以前に比べると確実にクイックに曲がる楽しい車になっています。ショートホイールベースで小回りが効くのでグイグイ曲げていけます。
ただ横Gも増すのでこれ以上はバケットシート欲しいかも…フラットすぎるシートじゃ横Gに耐えづらいです…。運転席だけRECAROにしても良いかもね。
後は小径ステアリングにすればもっとゴーカートみたいなフィーリングになると思います。
積載性が少し落ちる
軽トラックは積載性を確保するために商用車タイヤを採用しています。そのため、乗用車タイヤよりも耐荷重が高いのが特徴です。これを換えてしまうと今までより多少最大積載重量が下がってしまいます。
そのため、乗用車タイヤへの交換は普段からMAX積載している人には向いていません。 僕の場合、バイクを積載しても積載重量が300kgを超えることは無いですし、普段からそこまで重量物を載せないのであまり影響は有りませんが、乗用車タイヤへの交換は一応注意が必要です。
軽トラックは便利すぎる
なんだかんだで2年間乗りましたが、軽トラックはDIYには便利すぎます。
荷物を積むことを前提の荷台は作業スペースとしても非常に使いやすく、材料が不足したらそのままホームセンターに直行、買った物をぶちこんで帰るということも出来ます。2mの長物もたやすく飲み込む荷台は文字通り何でも乗る感じです。バイクも乗るくらいですしね。 日常的に作業が入るなら軽トラックは非常に便利な一台です。
ただしリクライニング機能は無いので、車内で休みたい人はスーパーキャリィなど後ろの荷室の有るモデルがおすすめです。
この積載性が有るので、中々他の車に乗り換えるというのが難しいのが現状です。SUVでも荷物は載りますが、作業には使いづらいですし。多分もうしばらくこの車のお世話になるかと思っています。